無知と学ぶ「ギターの歴史」
こんにちは。nghtです。
今日はギターの歴史について学んでいきたいと思います。
私は趣味でエレキギターを弾くのですが、正直あまり詳しくないんですよね…
そんなわけで、今日に至るまでのギターの歴史やギターの種類について、他サイト様から色々勉強していこうと思います!
それではレッツゴー!
まずは世界最初のギターってどういったものなんでしょうか?
まずはウィキペディアで調べてみました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ギター
ウィキペディアによると、
ギターはおそらくスペイン起源の楽器であり[2]、ヨーロッパ中世後期の楽器であるguitarra latina(=くびれた胴と4本の弦をそなえた楽器)をもとにして、16世紀初期に派生したものである[2]。初期のギターは、現代のギターと比べて もっと細身で厚みがあり、くびれの程度も少なかった[2]。
とあります。
どうやら定かではないものの、ヨーロッパ発祥であるようですね。
そして16世紀初期ということなので、だいたい今から500年ほど前にできた楽器ということになります。
さらに読み進めると、
もともとはギターは4組の弦を持ち、そのうち3組が2本で、残りが1本の弦だった。そしてバイオリンのような糸巻き(ペグボックス)をそなえ、つまり直接ペグの棒に弦を巻きつけていた[2]。共鳴板(=ボディー表側の薄くて振動しやすく音を増幅する木板、soundboard)にはサウンドホールという丸い穴があけられ、しばしば周囲が木彫りで装飾された[2]。
とあります。
想像するに、四弦のクラシックギターのようなイメージでしょうか。
そして、
16世紀から19世紀にかけてギターにいくつかの変化が生じた。1600年の前に5組目の弦が加えられた。18世紀の終わりころには6組目の弦が加えられた[2]。1800年以前に2本組の弦が、シングルの(つまり1本だけの)弦へと置き換えられE-A-D-G-B-E'という調律がされるようになった(そしてこの調律が現在でも標準的な調律になっている)[2]。
18世紀後期に今のギターのような形になったようですね。このチューニングは現在のレギュラーチューニングと一緒ですね。
その後、ギターに使用する材料を模索しながら現在のクラシックギターになっていったようです。(詳しくは原文を。)
ここまででざっくりとした歴史はつかめました。
ですがもう少し詳しい部分が気になるので、さらに調べてみましょう。
こちらのサイトで詳しいことが載っていましたので(文献も揃っていて素晴らしいサイトです)、さらに学んでいきましょう!
http://www5a.biglobe.ne.jp/~aya-yu/index2.htm
こちらのサイトでは、弦楽器の起源まで遡っていらっしゃいますが、今回は「ギター」という楽器の起源に重きを置きたいと思います。
711年、ムーア人のイベリア半島占領によってスペイン経由でヨーロッパに「ギターの直接の祖先と言えるリュート」が伝わり、15世紀になるとパバーン、ガリアルド等の舞曲やファンタジアに使われるようになり、15~6世紀で最もポピュラーな楽器となったのです。
この「リュート」という楽器がギターの先祖となっているのですね。
でもどんな形なのでしょうか?
スペインに伝わったリュートは、イタリア等他のヨーロッパの国々におけるそれのように、楽器として重要な役割を演じられず、ビウェラ(ビゥエラ・デ・マノ:手で弾くビウェラ、イタリアのヴィオラとは違う)へと変化していきましたが、リュートのボディが西洋なしを半分に切ったように丸みを帯びた形をしているのに対して、このビウェラはフラットで今のギターのようです。
なるほど。リュートは西洋なしを半分に切ったようなボディ形状で、これが今のようなフラットな形をしたビウェラに変化していったのですね。
中世におけるビウェラは、正確には、この弦楽器のさまざまな形態全般を示す属名で、1328年の「アルフォンソXI世の詩」の中では、「アラビア人のビウェラ」と「ローマ人のビウェラ」「アラビアのギターラ」といった表現が使われ、区別がされていたようです。
ここでウィキペディアにも載っていた「ギターラ」が登場しました。
「〜のビウェラ」や「〜のギターラ」等を引っくるめて「ビウェラ」と呼んでいた?という事でしょうかね…
14~15世紀には、文献上、「ギターラ」等の名称は多く存在しますが、それらが具体的にどのような楽器を示すかには混乱もあり、はっきりとギターの名前と形が結びついたのを確認できるのは16世紀になってからだといいます。「16世紀には印刷技術が発展したので、当時の楽器と名称が一致した」と言われます。例えば「エル・マエストロ」などのビウェエラデ・マノ譜本の木版の図の中には、ビウェラデ・マノ(ギターラとともにギター属楽器として挙げられている)の絵が載っているので、「楽器の名前」と「形状」が必然的に一致するようになったのです。
これは納得ですね。
印刷技術の発展で名称が一致するというのが面白いですね。
若干脱線しますが、考えてみれば今よりもはるかに情報が広がりにくい世界だったわけでありますから、物の名称が地域によって当たり前に異なってきそうですよね。
この辺の歴史を調べてみるのも面白そうですね。
16世紀~18世紀のギター(ギターラ)は、ほとんどが複弦(ダブルストリング)で、弦の数も4対から次第に5対へと変化していきました。4コースギターには「ルネッサンスギター」、5コースギターには「バロックギター」と名前がつけられています。
1700年代の後半、6弦で丸いサウンドホールのものが作られました。これは、「巻き弦の発明」が大きな意味をもっているそうです。弦の振動によってさらに低い音を得る為には波長が拡大されねばなりません。それは弦長を長くするか、太い弦を用いるか(太いガット弦の音は最悪だったそうです)、密度を高くして重くするかしかありません。限られた大きさの楽器には「巻き弦」という高密度の弦の製作技術が不可欠だったわけです。新しい弦素材は、響きの上でも倍音が豊かで、複弦である必要もなくなり、ギターは「6コース単音弦」へと発展していきました。
ここはウィキペディアの文と重複する部分が多いのでさらっと。
巻き弦ってすごくいい音なんですよね…発明者、感謝です。
しかし、こうして調べると少しウィキペディアとこちらのサイトでは若干のズレがあるようですね。
まあ、そこまで厳密に知りたいわけでもないので諸説ありという事で丸く収めたいと思います。^_^
18世紀末から19世紀にかけて、ギターは3つの大きな変化を遂げます。
一つはネックと独立した指板が取り付けられたこと。スペイン方式とも言われます。それまで、ガット製のフレットをネックに巻きつける方式をとっていたものが、独立した指板に金属製のフレットを打ちつけ、それをネックに貼りつけるようになりました。これは、耐久性においても、音色面においても、大きな進歩と言えるかと思います。
もう一つはギア式弦巻きです。1820~30年代のパノルモやラコートには既にギア式弦巻きが使われていました。但し、フラメンコギター等、一部のギターには、今も木製の弦巻きが使われています。
また、見えない部分ですが、さらに大きな改良点として、ベネディトのギターに見られるような「ファンブレーシング」の導入が挙げられます。それまでは、リュートと同様に水平方向の力木しか存在しませんでした。これは、「巻き弦の開発」と同様、「音量のある楽器への指向」と言えるかもしれません。
ここもウィキペディアの文と重複する部分が多いためさらっと。
このような進化を遂げてクラシックギターが完成していったようです。
とりあえず今日はここまでにしたいと思います。
このように、自分の興味のあるものやことについての歴史を調べていくと、中高で学んだような歴史をもっと真面目に学んでいればもっと面白かったのかなあと感じます。
むしろ、これを機に日本史、世界史を勉強し直すのもアリかもしれませんね。
記事化するかもです。
それでは今日はこの辺で。
nghtでした。
無知と学ぶこの世界について
はじめまして、nght と申します。
nght は「なぎはと」と読んでもらえればと思います。
このブログでは私が今勉強したいなあと思うことについて、ノートのようにしてまとめながら使うものとなります。
極力、皆様が読んだときにわかりやすいようにまとめるつもりです。
また、私が一人で勉強テーマを決めると偏るので、「これ学んで欲しい!」とか、「これ一緒に学びたい!」などございましたらコメントお願いいたします。
このブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
nghtでした。